2011(平成23)年7月30日の水害の影響

◆2011年10月11日(火)撮影
7月30日に新潟・福島を襲った豪雨により会津川口〜会津大塩間で橋梁が流失、また会津坂本〜会津柳津間で路盤が流出し、会津坂下〜小出間が不通となりました。
10月11日に訪れたときは、会津宮下〜大白川間が不通で、並行して走っている国道252号も福島県と新潟県の県境である六十里峠で寸断されて通行不能となるなど各地で寸断し、会津若松方面から只見までは、迂回路を回って何とかたどり着ける状況でした。
また、沿線ではあちこちで復旧工事が行われて道路事情が悪く、さらに大型車両の往来が激しく、また迂回路もいわゆる酷道並の状態の所があったりとしたため、道路に自動車を一時停車できずに、写真をなかなか撮ることが出来ませんでした。
ちなみに訪れた場所は、不通区間の会津宮下〜大白川間では、会津宮下駅、早戸駅、会津水沼駅、会津川口駅、只見駅、大白川駅でした。

●関係年表
7月30日 新潟・福島を襲った豪雨により会津川口〜会津大塩間で橋梁が流失、また会津坂本〜会津柳津間で路盤が流出し、会津坂下〜小出間が不通となる。
8月7日 会津坂下〜会津宮下間が復旧。
8月11日 大白川〜小出間が復旧。
12月3日 会津宮下〜会津川口間が復旧し、不通区間は会津川口〜大白川間となる。


会津水沼駅の南にある水沼橋。ちょうど橋脚を運んでいるところでした。

会津水沼駅。駅舎には目立った被害は見られませんでした。

ホームより撮影。会津水沼駅は只見川のすぐ近くにあるため、水害の時に浸水して路盤に被害があったみたいです。

コンクリート製の枕木がホーム上に積み重ねられていました。以前は木製の枕木でしたが、耐久性に優れているコンクリート製のものに変えられました。

真新しいバラストと枕木。

訪れた当時、終着駅になっていた会津宮下駅。

会津宮下駅では、ちょうど折り返し運転のため列車が発車待ちしていました。

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