D51 560蒸気機関車
北海道室蘭市旧室蘭駅舎公園(通称:ぽっぽらん公園)に静態保存

◆2023年5月5日(金)撮影
D51形蒸気機関車

 D51形蒸気機関車は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が設計製造した、単式2気筒で過熱式のテンダー式蒸気機関車である。主に貨物輸送のために用いられ、太平洋戦争中に大量生産されたこともあって、その所属両数は総数1,115両に達しており、ディーゼル機関車や電気機関車などを含めた日本の機関車1形式の両数では最大を記録した。 「デゴイチ」(「デコイチ」とも)の愛称は有名で、日本の蒸気機関車の代名詞にもなった。

諸データ(D51 101以降の標準型)

全長 19,730mm
全高 3,980mm
軌間 1,067mm
車輪配置 2-8-2(1D1) - ミカド
動輪直径 1400mm
シリンダー(直径×行程) 550mm×660mm
ボイラー圧力 15kg/cm2
 火格子面積 3.27m2
 全伝熱面積 168.8m2
 付熱全面積 221.5m2
 過熱伝熱面積 41.4m2
ボイラー水容量 6.0m3
機関車運転重量 78.37t
動輪軸重(最大) 14.30t
炭水車重量 47.40t
機関車性能:
 動輪周馬力 1,280PS

現地案内板より
製造年月日 昭和15年(1940)11月12日
製造所 日本国有鉄道 苗穂工場
配置区 函館機関区、長万部機関区、鷲別機関区
五稜郭機関区、名寄機関区
総走行距離 273万6千847km(地球約60周余、地球〜月約3.5往復分)
廃車年月日 昭和49年(1974)7月6日
室蘭市に移設 昭和50年(1975)3月20日
現在地に移転 令和元年(2019)8月23日

 本州への「石炭積み出しのまち」として、明治半ば以降発展した室蘭において、何両もの石炭貨車を連ねた蒸気機関車は、まちの繁栄を象徴する存在です。
 「デゴイチ」と通称されたD51型蒸気機関車は、物資輸送のため全国各地で製造されましたが、この車両は、戦前に札幌の苗穂製作所で製造された数少ないもの、室蘭−追分間を含め全道各地を運行し、その後廃車。日本国有鉄道から市に貸与され、長年室蘭市青少年科学館で屋外展示されてきました。現在市の所有となり、この地に移設され今に至っています。旧室蘭駅舎内では、この車両の移設・保存に至るまでの歩み、全国からご支援いただいた方の名前などをご紹介しています。

機関車全長 12.180m
最大幅 2.93m
最大高さ 3.98m
炭水車 全長7.55m、高さ3.08m
全重量 整備時125.77トン 空車時89.47トン
(炭水車含む)
シリンダ 直径 550×行程600mm
動輪直径 1,400mm
使用圧力 15kg/cm3
水槽容量 20m3
石炭積載量 8.0トン
最高速度 85km/時

現地案内板

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