◆聖母教会(Dresdner Frauenkirche)◆

 聖母教会は、ドイツ東南部ザクセン州のドレスデンにある福音主義キリスト教会である。ドイツ福音主義教会を構成するザクセン福音ルター派州教会に属している。
 聖母教会は、ザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト1世がローマ・カトリック教会信徒だったにも関わらず、福音主義教会(ルター派)の大聖堂として建築された。
 最初のバロック様式の教会は1726年から1743年にかけてドレスデン市の大工長ゲオルク・ベーアの設計で建築されたが、彼は最高傑作の完成を見ることなくこの世を去った。ベーアは教会の祭壇、講壇、洗礼盤を全信徒の真正面に配置する独創的な設計し、それによりルター派福音主義教会典礼の新しい精神を捉えた。
 教会の建物は第二次世界大戦末期の1945年2月13日のドレスデン爆撃の二昼夜の攻撃に耐え、乗り切ったものの、完全に焼損し2月15日に一部を残して崩壊した。現在はかつての敵同士の和解を象徴する建築物として再建された。外部の復元は2004年に、屋内は再建の開始より13年後の2005年に完了し、教会は2005年10月30日からプロテスタントの感謝祭である10月31日の宗教改革記念日まで、日を越して続いた祝賀式典により再び聖別された。
Wikipediaより)

教会正面。マルティン・ルター像。

黒い部分はドレスデン空襲前のオリジナルで空襲で焼けたもの、白い部分は修復されたもの。復元に当たってはオリジナルのものを最大限利用して作業が行われました。

ドレスデン大空襲で焼け落ちた外壁の一部がそのまま展示されています。

観光用の馬車乗りたかったな。

教会内部(1)

教会内部(2)

展望台からの眺望。
左の塔が市役所(Rathaus)、右の塔がクロイツ教会(Kreuzkirch)。

クロイツ教会(Kreuzkirch)。さらに奥にある白い建物はドレスデン中央駅。

左の塔がドレスデン城の塔(Schlossturm)、右の塔がカトリック旧宮廷教会(Katholische Hofkirch)。

中央の川がエルベ川で、中央の橋が改修工事中のアウグストゥス橋(Augustusbrücke)。

対岸の中央にある赤い屋根の建物はザクセン州政府事務所(Sächsische Staatskanzlei)。

中央白い建物の手前にある四角い茶色い建物がドレスデンシナゴーグ(Synagoge Dresden)。

中央の塔はテレビ塔(Fernsehturm)。

中央の建物は警察庁舎(Polizeirevier Dresden-Mitte)。

ぐるっと一周して、右の塔が市役所(Rathaus)。

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