(上り)北秩父別駅石狩沼田駅→(下り)真布駅
JR留萌本線
石狩沼田駅
(Ishikari-Numata)

◆2016年7月16日(土)撮影
開業:1910(明治43)年11月23日
※1924(大正13)年4月25日に沼田駅より改称(1924年3月31日に上越線に沼田駅が開業したため)

所在地:北海道雨竜郡沼田町北1条3丁目

キロ程:14.4km(深川起点)
駅名由来
町名より。町開拓の功労者沼田喜三郎の姓による。

その他
かつては札沼線の終着駅であった(1972(昭和47)年6月19日(新十津川~当駅間)廃止)。

※参考、引用サイト:Wikipedia

駅名標

駅舎(待合所)
駅舎は札沼線廃止後の1972(昭和47)年11月に建て替えられたもの。

上り(深川方面)
札沼線が不要不急線としていったん廃止される前は、単式と島式の複合ホーム2面3線で、駅舎前の単式ホーム1番線が札沼線発着、島式ホーム2番線及び3番線が留萠線に設定されていた。戦後に札沼線が復活した後も同じ設定だと思われますが不明です。

下り(増毛方面)
右側にあるホームは1994(平成6)年12月に交換設備が撤去されたため現在使用されていません。ホームを連絡する跨線橋もありましたが、同時に撤去されたものと思われます。

駅前(1)
沼田町の中心部に位置し、駅前には建物が建ち並んでいます。

駅前(2)

駅舎(待合所)内(1)
運行本数の割には広い駅舎ですが、1982(昭和57)年11月15日まで貨物取扱が行われていたため、要員配置などの業務上の理由でそれなりの規模の駅舎が必要だったのかもしれません。

駅舎(待合所)内(2)
現在は切符の出札業務を行う簡易委託駅ですが、この日は窓口は閉まっていました。

名所案内板

開業当時の石狩沼田駅(留萌駅待合室に展示されていた「北海道留萠線全通記念」(明治43年出版)より)。おそらく増毛方面からの撮影。
札沼線開業前は普通の中間駅であった。駅裏側側線は大正~昭和初期に1本増設された。

増毛方面のホーム脇に空き地がありますが、かつここには貨物ホームがあり、引き込み線があったとのことです。

現在は棒線駅ですが、かつて転轍機があり写真右に分岐する側線を有し、列車のすれ違いが可能な交換設備を有する駅でした。その名残がS字カーブとして残っています。

TOP旅の記録路線各駅巡礼写真のページJR留萌本線(北海道)>石狩沼田駅(北海道)