国鉄103系電車
(JR西日本などで運用中)

◆2010年2月15日(月)撮影(広島駅)、2012年2月11日(月)撮影(京都駅)

1963年に登場した日本国有鉄道の通勤形電車。1963(昭和38)年3月から1984(昭和59)年1月までの21年間に3,447両が製造され、同一形式では日本最高数である。
101系の改良型であり、山手線のような駅間距離の短い路線での使用を目的とした車両。全国各地の都市部の通勤用として活躍した。1981(昭和56)年より後継車両が登場し、次第に各地より撤退。JR東海の名古屋圏では2000(平成12)年、JR東日本の首都圏では2006(平成18)年には姿を消し、最後に残った仙台圏も2009(平成21)年10月21日に運用を終了した。しかし、JR西日本の奈良、和歌山、姫路、岡山、広島では未だ現役であり、しばらくは置き換えの予定はないので、しばらくは活躍する予定である。

諸元(wikipediaより)
起動加速度 2.3km/h/s (2M2T,4M4T)
2.5km/h/s (6M4T)2.8km/h/s (4M2T)
営業最高速度 100 km/h
設計最高速度 110 km/h
定格速度 52.1 km/h
減速度 3.5 km/h/s(常用最大)
5.0 km/h/s(非常)
編成定員 560名(4連固定)
848名(6連固定)
992名(7連固定)
1480名(10連固定)
最大寸法
(長・幅・高)
19,500 × 2,800 × 4,140 (mm)
軌間 1,067mm
電気方式 直流1,500V
主電動機 直流直巻電動機 MT60形(150kW)
歯車比 1:5.6(15:84)
制御装置 サイリスタチョッパ制御
弱め界磁制御
(CH1/HS36, CS53, CS53A)
駆動装置 中空軸平行カルダン撓み板継手方式
台車 円筒案内式インダイレクトマウント空気ばね台車
DT46・DT46B・TR231・TR231A
ブレーキ方式 回生制動併用電磁直通空気制動
保安装置 ATS-S, ATS-SN, ATS-SW, ATS-B, ATS-P
JR西日本の車両は一部EB,TE装置を搭載

■呉線■

JR西日本呉線の103系(1)

JR西日本呉線の103系(2)

JR西日本呉線の103系(3)

JR西日本呉線の103系(4)
内部、今では珍しい扇風機が天井に設置されています。
■奈良線■

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