D51 370蒸気機関車
秋田県秋田市土崎街区公園に静態保存

◆2017年4月9日(日)撮影
D51形蒸気機関車

D51形蒸気機関車は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が設計製造した、単式2気筒で過熱式のテンダー式蒸気機関車である。主に貨物輸送のために用いられ、太平洋戦争中に大量生産されたこともあって、その所属両数は総数1,115両に達しており、ディーゼル機関車や電気機関車などを含めた日本の機関車1形式の両数では最大を記録した。 「デゴイチ」(「デコイチ」とも)の愛称は有名で、日本の蒸気機関車の代名詞にもなった。

諸データ(D51 101以降の標準型)

全長 19,730mm
全高 3,980mm
軌間 1,067mm
車輪配置 2-8-2(1D1) - ミカド
動輪直径 1400mm
シリンダー(直径×行程) 550mm×660mm
ボイラー圧力 15kg/cm2
 火格子面積 3.27m2
 全伝熱面積 168.8m2
 付熱全面積 221.5m2
 過熱伝熱面積 41.4m2
ボイラー水容量 6.0m3
機関車運転重量 78.37t
動輪軸重(最大) 14.30t
炭水車重量 47.40t
機関車性能:
 動輪周馬力 1,280PS

本車両について
現地の案内板がないので不明ですが、1940(昭和15)年に日立製作所笠戸工場で製作されたもので、車歴は以下の通り。

新潟局配属 当初配置不明
1948年7月現在 酒田
1955年8月1日現在 山形
1957年11月現在 山形
1968年4月現在 新庄
1972年3月31日現在 秋田

1972年廃車 秋田

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