小坂精錬小坂線の車両

<概要>
●ディーゼル機関車
・DD130形(国鉄DD13とほぼ同型)
1967(昭和42)〜68(昭和43)年製。花岡線の輸送力増強用に3両が入線した(DD131〜133)。国鉄DD13とほぼ同型であるが、一般的なDD13は入換え運転用に運転台が横向き一カ所であるのに対して、このDD130は本線用に正面向きの運転台が前後に有る。重連総括制御であり、先頭の機関車から後の機関車を制御することができる。
・DD13形(国鉄DD13とほぼ同型)
1968(昭和43)年製。元同和鉱業片上鉄道DD13形で、1978(昭和53)年にDD13-556が転入した。重連総括制御ができないので、重連、三重連の時は協調運転となる。ラッセル車運転の時はこの機関車が多く使われ、バラスト輸送、DD130形が検査入場する際などの予備車として廃止まで使用された。DD130より全長が800mm長い。

wikipediaより)
小坂鉄道レールパークより)

小坂線DD131ディーゼル機関車
(2014年6月1日(日) 小坂駅にて撮影)(1)

小坂線DD131ディーゼル機関車
(2014年6月1日(日) 小坂駅にて撮影)(2)

小坂線DD131ディーゼル機関車
(2014年6月1日(日) 小坂駅にて撮影)(3)

小坂線DD131ディーゼル機関車
(2014年6月1日(日) 小坂駅にて撮影)(4)

小坂線DD132ディーゼル機関車
(2014年6月1日(日) 小坂駅にて撮影)(1)

小坂線DD132ディーゼル機関車
(2014年6月1日(日) 小坂駅にて撮影)(2)

小坂線DD132ディーゼル機関車
(2014年6月1日(日) 小坂駅にて撮影)(3)

小坂線DD132ディーゼル機関車
(2014年6月1日(日) 小坂駅にて撮影)(4)

小坂線DD133ディーゼル機関車
(2014年6月1日(日) 小坂駅にて撮影)(1)
貴賓客車
 1916(大正5)年日本車輌製のハ1として製造されたものを、小坂鉄道にて改造し、1921(大正10)年の小坂鉱山への淳宮(のちの秩父宮)、高松宮視察などで使用された車両。1962(昭和37)年の改軌で引退。

貴賓列車(1)
(2014年6月1日(日)撮影)

貴賓列車(2)
(2014年6月1日(日)撮影)
この社章は、開業当時の藤田組の「さがり藤」とレールを組み合わせたもの。

貴賓列車(3)内部
(2014年6月1日(日)撮影)

貴賓列車(4)
(2014年6月1日(日)撮影)
小坂鉄道の線路幅が現在の狭軌幅(1,067mm)とかつての幅(762mm)が一目でわかる一枚。
貴賓客車と機関車は762mm幅。
11番蒸気機関車
(以下、小坂町総合博物館郷土館時代の案内板より)
 11号蒸気機関車は、軌間762mmの狭軌用として大正15年(1926)4月に小坂鉄道に登場した。以来、昭和37年(1962)の小坂線軌間拡幅(1,067mm)まで36年間にわたり、花岡・大館間(4.8km)、小坂・大館間(22.3km)で旅客や貨物の輸送に活躍。小坂線に最後まで残った蒸気機関車だった。 軌間拡幅後、その使命を終え貴賓客車とともに小坂駅前に記念保存されていたが、昭和60年(1985)に小坂町に寄贈され、郷土館で永久保存することになったもの。平成11年(1999)3月には小坂鉱山発展に貢献した小坂鉄道の歴史を伝える極めて貴重な資料として、県有形文化財に指定された。 構造の概要 最高気圧 12.66kg/cu 火床面積 0.78m 重量 20.83t(運転整備時)16.66t(空車時) 水槽容量 2.14m3 最大寸法 長7,534mm×幅2,127mm×高3,098mm 製造所名 株式会社雨宮製作所 製造年月日 大正15年3月
かつては貴賓客車とキハ2101気動車と共に小坂町総合博物館郷土館に保存されていましたが、2014年3月10日に小坂駅前に再び移されました。

11番蒸気機関車(1)
(2014年6月1日(日)撮影)

11番蒸気機関車(2)
(2014年6月1日(日)撮影)

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