◆JR羽越本線(新潟県・山形県・秋田県)◆

◆2012年10月13日(土)、2013年10月11日(金)、2015年3月21日(土)、2015年3月22日(日)、2023年4月22日(土)、2023年4月23日(日)撮影
(概要)
 羽越本線(うえつほんせん)は、新潟県新潟市秋葉区の新津駅から秋田県秋田市の秋田駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)。このほか、酒田駅から酒田港駅までの日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物支線を持つ。

(歴史)
 羽越本線の建設は、おおむね県ごとの3区間に分かれて行われた。 新潟県内は、信越線の新津〜 新発田間を村上線に編入して北へ延長する形で、山形県内は、新庄から酒田に向かって延長されてきた酒田線(1917(大正6)年に陸羽西線(りくうさいせん)に改称)を南北にそれぞれ延長する形で、秋田県内は秋田から羽越北線(うえつほくせん)を南に延長する形で建設が進められ、1924(大正13)年に各県境区間が接続して全通、羽越線と改称し、1925(大正14)年に支線(赤谷線)の開業に伴って羽越本線と改称された。 羽後岩谷・折渡間には石油層という軟弱な地盤を掘削するため1917(大正6)年に日本初のシールド工法を利用して建設された折渡トンネルがある(現在の下り線に採用されたが思うような結果が出ず、工事の途中で従来の工法に戻されたようである)。 太平洋戦争中は、日本海岸を縦貫する幹線ルートの一部として輸送力増強の要請から信号場が数多く追設され、戦後も部分的にではあるが複線化が行われている(当初は新発田〜秋田を複線化する予定であったが、財務状況の悪化と輸送量の減少により中断された結果である)。海岸線を走るという特徴のため、従来線(単線)に増設して複線にしただけでなく、内陸に複線の新線を建設し従来線を廃止するといった手段も取られた。このため村上・三瀬間には旧線の遺構が数多く見られる。また、一部には建設途中で中止されたと思われる未成線もある。1972(昭和47)年には全線が電化されている。

1番ホームにある羽越本線のゼロキロポスト


羽越本線のゼロキロポストの説明板
(以下、説明板より)
羽越本線は新津駅を起点として秋田までの271.7kmを結ぶ路線で明治43年9月に新発田線として新津から新発田間が初めて着工され、大正元年9月2日 に同区間が開通しました。その後順次工事延長を行い、大正13年(1924年)7月31日に新津〜秋田間が全通し、新潟、山形、秋田を結ぶ日本海側の重要 路線となりました。
新津駅は明治30年(1897年)11月20日、信越本線の開通とともに開業し、羽越本線、磐越西線が交わる交通の要衝として、また鉄道車両を製造する新 津車両製作所や、C57-180「SLばんえつ物語」号の基地である新津運輸区、新津鉄道資料館などがあり、「鉄道の町」として発展してきました。
新津駅を発車して約4kmにある「阿賀野川橋りょう」はトラス橋で1229mの長さを誇り、建設当時は日本一長い橋りょうでした。

坂町駅の下り方面にある跨線橋(県道182号)から撮影した羽越本線(直進)と米坂線(右)の分岐地点。
(2015年3月21日(土)撮影)

上り方向(新津方)にある陸羽西線(左)と羽越本線(右)の分岐点。架線の有無がわかります。
(2013年10月11日(金))

秋田駅の上り方面にある踏切から撮影した羽越本線(左右)と奥羽本線(右から手前)の分岐地点。
(2016年10月22日(土)撮影)
駅名 駅間
営業
キロ
累計
営業
キロ
所在地 開業日
(漢字表記) (よみ)



新津駅 にいつ - 0.0

新潟市
秋葉区
1897(明治30)年11月20日
※信越本線の駅として
京ヶ瀬駅 きょうがせ 6.1 6.1 阿賀野市 1962(昭和37)年4月1日
水原駅 すいばら 4.1 10.2 1912(大正元)年9月2日
神山駅 かみやま 3.7 13.9 1955(昭和30)年1月20日
月岡駅 つきおか 3.9 17.8 新発田市 1912(大正元)年9月2日
1950(昭和25)年9月1日に天王新田駅より改名
中浦駅 ながうら 3.7 21.5 1953(昭和28)年7月1日
新発田駅 しばた 4.5 26.0 1912(大正元)年9月2日

加治駅 かじ 4.3 30.3 1914(大正3)年6月1日
金塚駅 かなづか 5.0 35.3 1914(大正3)年6月1日

中条駅 なかじょう 3.8 39.1 胎内市 1914(大正3)年6月1日

平木田駅 ひらきだ 5.6 44.7 1914(大正3)年11月1日
坂町駅 さかまち 3.3 48.0 村上市 1914(大正3)年11月1日
平林駅
古レールについて
ひらばやし 3.6 51.6 1952(昭和27)年5月15日
1950(昭和25)年に仮乗降場として開設

岩船町駅 いわふねまち 3.6 55.2 1914(大正3)年11月1日
村上駅 むらかみ 4.2 59.4 1914(大正3)年11月1日



間島駅 まじま 7.1 66.5 1924(大正13)年7月31日

越後早川駅 えちごはやかわ 4.9 71.4 1924(大正13)年7月31日

桑川駅 くわがわ 6.9 78.3 1924(大正13)年7月31日

今川駅
※古レールについて
いまがわ 4.3 82.6 1987(昭和62)年4月1日
越後寒川駅 えちごかんがわ 4.9 87.5 1924(大正13)年7月31日

勝木駅 がつぎ 5.3 92.8 1924(大正13)年7月31日

府屋駅 ふや 3.1 95.9 1924(大正13)年7月31日

鼠ヶ関駅 ねずがせき 5.1 101.0

鶴岡市 1923(大正12)年11月23日
小岩川駅 こいわがわ 4.4 105.4 1944(昭和19)年12月11日

あつみ温泉駅 あつみおんせん 4.4 109.8 1923(大正12)年3月18日
1977(昭和52)年10月1日に温海駅より改称

五十川駅 いらがわ 5.9 115.7 1923(大正12)年3月18日
小波渡駅 こばと 4.4 120.1 1950(昭和25)年2月1日
三瀬駅 さんぜ 3.1 123.2 1922(大正11)年5月22日
羽前水沢駅 うぜんみずさわ 5.7 128.9 1926(大正15)年9月5日
羽前大山駅 うぜんおおやま 4.5 133.4 1919(大正8)年12月5日

西鶴岡信号場 にしつるおか - 136.6 1965(昭和40)年9月26日
鶴岡駅 つるおか 6.0 139.4 1918(大正7)年9月21日
幕ノ内信号場 まくのうち - 142.6 1965(昭和40)年9月26日
藤島駅 ふじしま 6.6 146.0 1918(大正7)年9月21日

西袋駅 にしぶくろ 5.1 151.1 東田川郡
庄内町
1950(昭和25)年3月15日
余目駅 あまるめ 3.6 154.7 1914(大正3)年9月20日
北余目駅 きたあまるめ 2.7 157.4 1964(昭和39)年2月1日
砂越駅 さごし 3.0 160.4 酒田市 1914(大正3)年12月24日
東酒田駅 ひがしさかた 3.3 163.7 1958(昭和33)年12月25日
酒田駅 さかた 3.2 166.9 1914(大正3)年12月24日
本楯駅 もとだて 6.4 173.3 1919(大正8)年12月5日

南鳥海駅 みなみちょうかい 2.6 175.9 1952(昭和27)年1月16日
遊佐駅 ゆざ 3.2 179.1 飽海郡
遊佐町
1919(大正8)年12月5日

吹浦駅 ふくら 7.0 186.1 1920(大正9)年7月20日

女鹿駅 めが 3.6 189.7 1987(昭和62)年4月1日
小砂川駅 こさがわ 5.1 194.8

にかほ市 1921(大正10)年11月15日
上浜駅 かみはま 3.7 198.5 1952(昭和27)年3月15日
象潟駅 きさかた 4.9 203.4 1921(大正10)年11月15日
金浦駅
※古レールについて
このうら 5.8 209.2 1922(大正11)年6月30日

仁賀保駅 にかほ 5.5 214.7 1922(大正11)年6月30日
1968年4月1日に羽後平沢駅より改称

出戸信号場 でと - 217.8 由利本荘市 1965(昭和40)年9月26日
西目駅 にしめ 8.4 223.1 1922(大正11)年6月30日

羽後本荘駅 うごほんじょう 5.8 228.9 1922(大正11)年6月30日
羽後岩谷駅 うごいわや 7.1 236.0 1922(大正11)年10月16日
折渡駅 おりわたり 4.7 240.7 1987(昭和62)年4月1日

羽後亀田駅 うごかめだ 3.0 243.7 1920(大正9)年7月30日
二古信号場 ふたご - 248.3 1962(昭和37)年9月27日
岩城みなと駅 いわきみなと 6.5 250.2 2001(平成13)年12月1日
道川駅 みちかわ 1.6 251.8 1920(大正9)年2月22日

下浜駅 しもはま 6.6 258.4 秋田市 1920(大正9)年2月22日

桂根駅 かつらね 3.3 261.7 1987(昭和62)年4月1日
新屋駅 あらや 4.0 265.7 1920(大正9)年2月22日
羽後牛島駅 うごうしじま 3.3 269.0 1921(大正10)年7月31日
秋田駅 あきた 2.7 271.7 1902(明治35)年10月21日
※奥羽本線の駅として

新津駅〜鼠ヶ関駅間(信越線→村上線)
1912(大正元)年9月2日 新津駅〜新発田駅間 (26.0km) が信越線として開業。水原駅・天王新田駅・新発田駅が開業。
1914(大正3)年6月2日 新発田駅〜中条駅間 (13.1km) が村上線として延伸開業。信越線新津駅〜新発田駅間を編入して新津駅〜中条駅が村上線となる。加治駅・金塚駅・中条駅が開業。
1914(大正3)年11月1日 中条駅〜村上駅間 (20.3km) が延伸開業。平木田駅・坂町駅・岩船町駅・村上駅が開業。
鼠ヶ関駅〜余目駅間(陸羽西線)
1918(大正7)年9月21日 余目駅〜鶴岡仮駅間 (13.3km) が陸羽西線として延伸開業。藤島駅・鶴岡駅が開業。
1919(大正8)年7月6日 鶴岡仮駅〜鶴岡駅間 (1.8km) が延伸開業。
1919(大正8)年12月5日 鶴岡駅〜羽前大山駅間 (6.0km) が延伸開業。羽前大山駅が開業。
1922(大正11)年5月22日 羽前大山駅〜三瀬駅間 (10.2km) が延伸開業。三瀬駅が開業。
1923(大正12)年3月18日 三瀬駅〜温海駅間 (13.4km) が延伸開業。五十川駅・温海駅が開業。
1923(大正12)年11月23日 温海駅〜鼠ヶ関駅間 (8.8km) が延伸開業。鼠ヶ関駅が開業。
余目駅〜羽後岩谷駅間(酒田線→陸羽西線)
1914(大正3)年12月24日 酒田線余目駅〜酒田駅間 (12.2km) が延伸開業。砂越駅・酒田駅が開業。
1915(大正4)年4月25日 酒田駅〜最上川駅間 (2.7km) の貨物支線が開業。(荷貨)最上川駅が開業。
1917(大正6)年11月1日 新庄駅〜酒田駅間と貨物支線酒田駅〜最上川駅間が陸羽西線に改称。
1919(大正8)年12月5日 酒田駅〜遊佐駅間 (12.2km) が延伸開業。本楯駅・遊佐駅が開業。
1920(大正9)年1月12日 高屋信号所が開設。
1920(大正9)年7月20日 遊佐駅〜吹浦間 (7.0km) が延伸開業。吹浦駅が開業。
1921(大正10)年11月15日 吹浦駅〜象潟駅間 (17.3km) が延伸開業。小砂川駅・象潟駅が開業。
1922(大正11)年6月30日 象潟駅〜羽後本荘駅間 (25.5km) が延伸開業。金浦駅・羽後平沢駅・西目駅・羽後本荘駅が開業。
1922(大正11)年10月16日 羽後本荘駅〜羽後岩谷駅間 (7.1km) が延伸開業。羽後岩谷駅が開業。
羽後岩谷駅〜秋田駅間(羽越北線)
1920(大正9)年2月22日 秋田駅〜道川駅間 (19.9km) が羽越北線として開業。新屋駅・下浜駅・道川駅が開業。
1920(大正9)年7月30日 道川駅〜羽後亀田駅間 (8.1km) が延伸開業。羽後亀田駅が開業。
1921(大正10)年7月31日 羽後牛島駅が開業。
1924(大正13)年4月20日 羽後亀田駅〜羽後岩谷駅間 (7.7km) が延伸開業。陸羽西線鼠ヶ関駅〜羽後岩谷駅間を編入して秋田駅〜鼠ヶ関駅が羽越線に改称。
全通以後
1924(大正13)年7月31日 村上駅〜鼠ヶ関駅間 (41.6km) が延伸開業。村上線を羽越線に編入して新津駅〜秋田駅間・酒田駅〜最上川駅間が羽越線として全通。間島駅・越後早川駅・桑川駅・越後寒川駅・勝木駅・府屋駅が開業。
1925(大正14)年11月20日 支線である赤谷線の開業に伴い羽越本線に改称。
1926(大正15)年9月5日 羽前水沢駅が開業。
1934(昭和9)年4月6日 加治川仮乗降場が開業。
1941(昭和16)年2月1日 最上川駅が酒田港駅に改称。
1943(昭和18)年9月30日 京ヶ瀬信号場が開設。
1944(昭和19)年3月31日 東酒田信号場が開設。
1944(昭和19)年5月31日 中浦信号場が開設。
1944(昭和19)年6月1日 南余目信号場が開設。
1944(昭和19)年7月1日 今川信号場が開設。
1944(昭和19)年9月28日 神山信号場が開設。
1944(昭和19)年10月1日 小波渡信号場・北余目(初代)信号場が開設。
1944(昭和19)年12月11日 小岩川信号場が開設。
1949(昭和24)年7月11日 北余目信号場(初代)が廃止。
1950(昭和25)年月日不明 平林仮乗降場が開業。
1950(昭和25)年2月1日 小岩川信号場・小波渡信号場が駅に変更。
1950(昭和25)年3月15日 南余目信号場が西袋駅に改称・変更。
1950(昭和25)年9月1日 天王新田駅が月岡駅に改称。
1951(昭和26)年4月1日? 鳥海駅・上浜の両仮乗降場が開業。
1952(昭和27)年1月16日 鳥海仮乗降場が南鳥海駅に変更駅・改称。
1952(昭和27)年3月1日 上浜仮乗降場が駅に変更。
1952(昭和27)年5月15日 平林仮乗降場が駅に変更。
1953(昭和28)年7月1日 中浦信号場が駅に変更。
1955(昭和30)年1月20日 神山信号場が駅に変更。
1957(昭和32)年4月27日 五十川駅〜小波渡駅間の新津起点119.3km地点付近にて下り旅客列車(蒸気機関車C51形牽引)が崩れた岩石に衝突して転覆。26日後の5月23日に運転再開。
1957(昭和32)年9月28日 折渡信号場が開設。
1957(昭和32)年9月29日 北余目信号場(2代)が開業。余目駅〜北余目信号場間が複線化。
1958(昭和33)年12月25日 東酒田信号場が駅に変更。
1960(昭和35)年10月1日 北余目信号場(2代)が廃止。北余目信号場駅〜砂越駅間が複線化。
1961(昭和36)年2月9日 村上駅〜間島駅間の新津起点63.1km地点付近で急行「日本海」が崩れた土砂に乗り上げ脱線転覆。蒸気機関車C57 1が大破。
1961(昭和36)年8月29日 新津駅〜京ヶ瀬駅間において下り旅客列車が踏切で衝突したトレーラーとともに阿賀野川橋梁に激突し、その衝撃で阿賀野川橋梁のトラス4連のうち新津方1連が破損し落橋。機関車C57 106と客車2両が脱線し、機関車は川に転落し大破。機関車乗務員2人が死亡、乗務員・乗客12人負傷。9月19日に仮復旧するまで不通となる。
1961(昭和36)年10月1日 大阪駅〜青森駅間(北陸本線・信越本線・羽越本線・奥羽本線経由)で特急「白鳥」が運転開始。羽越線を通る初めての特急列車。
1962(昭和37)年4月1日 京ヶ瀬信号場が駅に変更。
1962(昭和37)年7月20日 砂越駅〜東酒田駅間が複線化。
1962(昭和37)年8月1日 加治川仮乗降場が廃止。
1962(昭和37)年9月16日 前年に事故で落橋した阿賀野川橋梁が本復旧。
1962(昭和37)年9月27日 二古信号場が開設。
1962(昭和37)年9月29日 出戸信号場が開設。
1962(昭和37)年9月30日 桂根信号場が開設。
1962(昭和37)年10月30日 女鹿信号場が開設。
1962(昭和37)年11月29日 羽後本荘駅〜羽後岩谷駅間で下り単行蒸気機関車(D51形)と上り貨物列車(ディーゼル機関車DF50 548牽引)が正面衝突する事故(羽越本線列車衝突事故)が発生。貨物列車の乗務員2名が殉職。
1962(昭和37)年11月30日 東酒田駅〜酒田駅間が複線化。
1964(昭和39)年2月1日 北余目駅が開業。
1964(昭和39)年3月9日 列車運転の安全と線路容量の緩和を図るため、新津駅〜余目駅間、酒田駅〜秋田駅間(259.5km)を単線自動化することが国鉄常務会で決定。
1964(昭和39)年7月7日 国鉄理事会にて中条駅〜平木田駅間、村上駅〜間島駅間、三瀬駅〜羽前水沢駅間の線増工事決定。
1964(昭和39)年9月30日 幕ノ内信号場が開設。
1965(昭和40)年3月20日 国鉄理事会にて新発田駅〜余目駅間の線増が決定。
1965(昭和40)年5月20日 新発田駅〜余目駅間の複線化工事が開始。
1965(昭和40)年9月1日 新川信号場が開設。新川信号場駅〜平木田間が複線化。
1965(昭和40)年9月26日 西鶴岡信号場が開設。
1965(昭和40)年12月22日 国鉄理事会にて酒田駅〜秋田駅間の線増が決定。
1966(昭和41)年8月9日 中条駅〜新川信号場間が複線化。
1966(昭和41)年9月20日 新川信号場が廃止。
1966(昭和41)年9月22日 矢引信号場が開設。矢引信号場駅〜羽前水沢間が複線化。
1967(昭和42)年8月28日 羽越水害により羽越線も被害に遭い運休。
1967(昭和42)年9月21日 道川駅〜下浜駅間が複線化。
1967(昭和42)年10月14日 村上駅〜間島駅間が複線化。
1967(昭和42)年10月17日 矢引信号所が廃止。三瀬駅〜矢引信号場間が複線化。
1967(昭和42)年12月1日 加治駅〜金塚間が複線化。
1968(昭和43)年4月1日 羽後平沢駅が仁賀保駅に改称。
1968(昭和43)年8月30日 越後早川駅〜桑川駅間が複線化。
1968(昭和43)年9月5日 羽後本荘駅〜羽後岩谷駅間が複線化。
1968(昭和43)年9月13日 酒田駅〜本楯駅間が複線化。
1968(昭和43)年9月17日 新発田駅〜加治駅間が複線化。
1968(昭和43)年9月20日 越後寒川駅〜勝木駅間が複線化。
1968(昭和43)年10月1日 大阪駅〜青森駅間(北陸本線・信越本線・羽越本線・奥羽本線経由)で寝台特急「日本海」が運転開始。羽越線を通る初めてのブルートレイン。
1969(昭和44)年7月21日 国鉄理事会にて新津駅〜秋田駅間の電化が決定。
1969(昭和44)年9月17日 遊佐駅〜吹浦駅間が複線化。
1969(昭和44)年9月19日 鼠ヶ関駅〜小岩川駅間が複線化。
1969(昭和44)年10月1日 東京駅〜秋田駅間(上越線・羽越本線経由)で特急「いなほ」が運転開始。東京とを結ぶ初めての特急列車。
1970(昭和45)年3月20日 村上にて新津駅〜秋田駅間および白新線新発田駅〜新潟駅間の電化工事が起工。
1970(昭和45)年9月29日 温海駅〜五十川駅間が複線化。
1972(昭和47)年6月22日 西目駅〜羽後本荘駅間が複線化。
1972(昭和47)年7月11日 西袋駅〜余目駅間が複線化。
1972(昭和47)年7月20日 平木田駅〜坂町駅間が複線化。
1972(昭和47)年8月5日 新津駅〜村上駅間が直流1500Vで、村上駅〜秋田駅間が交流50Hz・20kVで電化。
1972(昭和47)年9月1日 新津駅〜酒田駅間(旧新潟鉄道管理局内)の営業近代化が実施(主要駅以外での貨物駅・荷物取扱廃止や駅員無配置化など)。列車集中制御装置 (CTC) の試使用開始。
1972(昭和47)年9月11日 酒田駅〜秋田駅間の CTC の試使用開始。
1972(昭和47)年9月19日 羽後岩谷駅〜折渡駅間が複線化。
1972(昭和47)年9月22日 金浦駅〜仁賀保駅間が複線化。
1972(昭和47)年10月2日 電化完了に伴い気動車で運転していた特急「白鳥」「いなほ」が電車化。同時に蒸気機関車での定期運用が終了。CTC の本使用開始。羽越線が無煙化。
1974(昭和49)年6月7日 酒田駅〜本楯駅間で青森発富山操車場行き貨物列車(34両編成)の4両目から24両目までの21両が脱線し16両が転覆。
1974(昭和49)年7月10日 西目駅〜羽後本荘駅間の船岡トンネル入口で八戸発百済行きの上り貨物列車(ED75電気機関車牽引)が崩れた土砂に乗り上げ機関車2両、貨車4両が脱線。機関士が機関車とトンネルに挟まれ殉職。ED75 736は廃車。
1974(昭和49)年9月3日 藤島駅〜西袋駅間が複線化。
1974(昭和49)年9月25日 羽前水沢駅〜羽前大山駅間が複線化。
1976(昭和51)年7月16日 坂町駅〜平林駅間が複線化。
1976(昭和51)年9月8日 府屋駅〜鼠ヶ関駅間が複線化。
1977(昭和52)年10月1日 温海駅があつみ温泉駅に改称。
1977(昭和52)年10月18日 五十川駅〜小波渡駅間が複線化。
1978(昭和53)年9月26日 小波渡駅〜三瀬駅間が複線化。
1980(昭和55)年5月8日 三瀬駅〜小波渡駅間の八ツ森トンネルを走行中の貨物列車の8・9両目間の連結器ピンが脱落して連結器が外れ、後部30両が置き去りになる。
1980(昭和55)年7月24日 西目駅が通過中の特急「いなほ」2号が安全側線に突っ込み3両が脱線。夕方には復旧。
1980(昭和55)年11月11日 金浦駅を発車した貨物列車が酔っ払いのイタズラで後部8両が置き去りになる。
1982(昭和57)年9月23日 複線化のために新たに建設されたトンネルを使用して勝木駅〜府屋駅間が新線に切り替え(複線化はのちに凍結)。
1982(昭和57)年11月15日 上越新幹線大宮駅〜新潟駅間が開業し、羽越線内の輸送形態も大きく変更される。
1983(昭和58)年8月 国鉄の財務状況悪化のため、複線化が凍結。小岩川駅〜あつみ温泉駅間のトンネルなどが未使用のまま放置されることになる。
1985(昭和60)年3月14日 上越新幹線が上野駅まで延伸開業し、羽越線内から東京駅まで直通する昼行優等列車が消滅。
1987(昭和62)年4月1日 国鉄分割民営化にともない東日本旅客鉄道が新津駅〜秋田間を、日本貨物鉄道が酒田駅〜酒田港駅間を第1種鉄道事業者として継承、日本貨物鉄道が新津駅〜秋田駅間の第2種鉄道事業者となる。今川駅が臨時駅から駅に変更。女鹿信号場・折渡信号場・桂根信号場が駅に変更。
1993(平成5)年3月1日 本楯駅〜秋田駅間に自動進路制御装置 (PRC) が導入。
1996(平成8)年12月5日 新津駅〜本楯駅間に PRC が導入。
2000(平成12)年12月19日 村上駅〜間島駅間で海沿いを通る下り線が高波の影響を受け路盤消失、この区間で2001(平成13)年2月5日の復旧まで上り線を用いて単線運転が行う。
2001(平成13)年3月3日 大阪駅〜青森駅間の特急「白鳥」が廃止。系統分割により羽越本線内は新潟駅〜青森駅間の「いなほ」になる。
2001(平成13)年12月1日 岩城みなと駅が開業。
2002(平成14)年6月3日 天皇・皇后の山形訪問(植樹祭臨席など)に伴い、1号御料車編成によるお召し列車が新庄駅→坂田駅間(陸羽西線経由)で運転。DD51 842牽引(予備機はDD51 895)。
2004(平成16)年11月27日 新潟近郊区間が新設され、新津駅〜新発田駅間が同区間に含まれる。
2005(平成17)年12月25日 砂越駅〜北余目駅間で特急「いなほ」14号が脱線する事故(JR羽越本線脱線事故)が発生。死者5人、負傷者33人。この事故により酒田駅〜鶴岡駅間が不通になる。
2006(平成18)年1月19日 酒田駅〜鶴岡駅間の運転再開(当分の間事故現場付近は45km/hの徐行運転)。
2006(平成18)年7月13日 大雨の影響で小岩川駅〜あつみ温泉駅間で土砂崩れが発生し、鼠ヶ関駅〜あつみ温泉駅間が不通になる。これにより、村上駅〜酒田駅間と鼠ヶ関駅〜あつみ温泉駅間でバス代行輸送が行われ、「あけぼの」については、13〜15日のみ奥羽本線駅・北上線駅・東北本線経由で迂回運転。
2006(平成18)年8月9日 応急復旧工事により同区間の運転再開、現場付近は完全復旧まで45km/hで徐行運転。
2006(平成18)年12月1日 脱線事故の現場付近で行っていた速度規制 (45km/h) が、防風柵設置に伴い解除。
2006(平成18)年12月5日 あつみ温泉駅〜小波渡駅間に「強風警報システム」が導入。
2006(平成18)年12月27日 砂越駅〜北余目駅間に「強風警報システム」導入。
2007(平成19)年1月29日 余目駅構内にドップラー・レーダー設置。
2007(平成19)年12月17日 藤島駅〜西袋駅間に「強風警報システム」導入。
2008(平成20)年1月 新津駅〜酒田駅間および白新線新潟駅〜新発田駅間で、気象情報を活用した新運転規制が試行される。これは気象情報から突風が発生する恐れがあると予測された際、事前に列車の運転を中止するというもの。
2008(平成20)年3月15日 京ヶ瀬駅〜中浦駅間が「Suica」の利用エリアになる(新津駅・新発田の両駅では2006年1月21日から利用可能)。
2012(平成24)年3月17日 寝台特急「日本海」が臨時列車化。
wikipediaより参照

TOP旅の記録路線各駅巡礼写真のページ>JR羽越本線(新潟県・山形県・秋田県)